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NHK朝ドラヒロインに夏菜 [芸能ねた]

NHK朝ドラヒロインに夏菜 三度目の正直 ミタ超え目指す


今秋スタートするNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」のヒロインに、女優でタレントの夏菜(22)が決まり、21日、大阪市の同局で会見した。日本テレビ系「家政婦のミタ」を大ヒットさせた遊川和彦氏が脚本を手掛けることで話題の同作。過去2回、朝ドラヒロインのオーディションに落選していた夏菜は「信じられない。なんじゃこりゃ!」と喜びを爆発させ、“ミタ超え”を目指しての熱演を誓った。

【写真】3度目の正直!夏菜、朝ドラヒロインの座ゲットに号泣

 朝ドラ初挑戦の遊川氏が、“ミタ”に続く作品のヒロインとして白羽の矢を立てたのは、舞台の大阪にほとんど縁がない埼玉出身で、まだ長編ドラマの主演経験がない夏菜だった。

 21日朝に「(ヒロインの)最終テスト」と聞かされてNHK大阪放送局に呼ばれた夏菜は、いきなりヒロイン抜てきを告げられ、そのまま会見。「足が震えてます」と緊張気味だったが、演じることになった無鉄砲な“女版坊っちゃん”のヒロイン・狩野純よろしく、まずは過去に2度、朝ドラのオーディションに落ちた経験があることを明かした。

 落選したのは08年の「瞳」などで「見事に1次テストで落ちました。2次以降に進んだのも今回が初めて」と夏菜。同席した山本敏彦チーフプロデューサーが「それ僕がやったから、僕が落としたのか」と頭をかいた。

 また2月に大阪で行われた今作の最終オーディションでは、10分間のカメラテストでの演技後に、歯に衣着せぬ遊川氏から「君、シャットダウンだね」と言われたことも告白。「もう遊川さんからボロクソに言われて、泣きそうになってボロボロになって東京に帰ったんです」。3度目の落選を覚悟して帰京したが、結果は合格。早くも展開する複雑な“遊川ワールド”の洗礼を浴びた形となった。

 最終回視聴率が40・0%(関東地区)を記録した“ミタ”の次作品として注目されることには「やるからには、毎日見たいと思われる作品にしたい。一生懸命やれば大丈夫」ときっぱり。バラエティー番組にも出演中の異色ヒロインが、型破りな脚本家とタッグを組む。

 なお今作のヒロインオーディションの応募者は2258人。


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